サンデル教授の授業にはなぜ、あんなに惹き込まれるのか?
教育現場やビジネス現場を対話で白熱させるには?
組織コミュニケーションの専門家が徹底的に解説する!
書籍コード番号: 004159
奥付日付:2011-04-11
ページ数: 238 ページ
判型: 四六
刷り色:
1C
ISBNコード: 9784813241591
サンデル教授の授業にはなぜ、あんなに惹き込まれるのか?
教育現場やビジネス現場を対話で白熱させるには?
組織コミュニケーションの専門家が徹底的に解説する!
NHK教育テレビで放送され、大反響を巻き起こした「ハーバード白熱教室」。
なぜ日本で、あのような反応が示されたのでしょうか?
正義という講義自体のテーマも、もちろん興味を惹いたはず。
でも、きっとみなさん心の中ではこう思っていたのでは…?
「サンデル教授の授業って、どうしてあんなに面白いの?」
そう、学生たちの発言を的確に要約し、反対意見を上手に引き出しながら
最終的には教授の描いたシナリオで講義が終わる!
テレビを観ながら「俺も発言したい!」と思った方も多いはず。
本書は、あのような「白熱した対話」が生まれるヒミツを、
番組を徹底的に分析しつつ、
ファシリテーション(協働促進)という視点から紐解いていきます。
もちろんそれは、あなたの身近で白熱した対話を生み出すため。
部下から話を引き出したい人、会議・ブレストの進行が上手くなりたい人、
サンデル教授と同じく教育現場を担う人……
きっと、お役に立つはずです!
さあ、この本を読んで、
これからの「対話」の話をしていきましょう!
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【プロローグ】白熱教室をビジネススキルで読み解く
1.白熱教室が日本中を沸かせた!
2.名ファシリテーターから学ぶべき3つの技
3.道徳的ジレンマを使った対話による授業
4.スティーブ・ジョブズとサンデル教授の共通点
5.日米どちらの名門大学生が優秀か?
6.ロジカル対話術を現場で実践しよう!
【第1章】探求に火をつけ、参加を促す[起]
1.誰もが参加できる対話の場をつくる
2.知らず知らずのうちに乗せていく
3.参加者を巻き込む最も手軽な方法
4.なぜサンデル教授は教壇を歩き回るのか?
5.対話の決め手は観察力にある
【第2章】対話に巻き込み、流れをつくる[承]
1.判断せずに発言を受け止める
2.論点をキープして話をずらさない
3.発言者のメッセージを研ぎ澄ます
4.説得力のある根拠を引き出す
5.発言の裏にある原理原則を導き出す
6.パス回しの司令塔の役割を果たす
7.論点を整理して着眼点を見つける - 【第3章】思考をかき回し、創発を生み出す[転]
1.「舵取力」は「質問力」で決まる
2.頑強さを調べるツッコミの技術
3.思考に揺さぶりをかける2つの方法
4.質問の絨毯爆撃で本質を引き出す
5.矛盾や葛藤が創造を生み出す
6.ホットスポットへの上手な対処法
【第4章】学びを紡ぎ、新たな問いに誘う
1.ゲームの終了を宣言する
2.分かりやすい知識化の穴
3.終わりのない対話を続けるために
4.対話のプロセスに意味を見出す
5.振り返りが対話の質を高める
【エピローグ】考える力を対話が育む
1.今、リアルな話し合いがアブナイ!
2.対話を使って組織に柱を打ち立てる
3.白熱教室をビジネスで活用しよう!
4.対話を巻き起こすファシリテーター
おわりに