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NHK土曜ドラマ『再生の町』を完全ノベライズ化
ふるさとが破綻するとき、私たちは何を守るのか・・・?
書籍コード番号: 003876
奥付日付:2010-10-27
ページ数: 316 ページ
判型: 四六
刷り色:
1C
ISBNコード: 9784813238768
NHK土曜ドラマ『再生の町』を完全ノベライズ化
ふるさとが破綻するとき、私たちは何を守るのか・・・?
地方自治体の「財政破綻」と「再生への道のり」をリアルに描く!
主人公は地方公務員、ふるさとを守るため、生活や命と直結する「行政サービス」の何を残し、何を削るのか…?
大阪府内の架空の町「なみはや市」を舞台に、「財政再建案」の作成に奮闘する
市役所職員たちの人間模様と、切実な問題を抱える地元住民との心の交流を描きながら、
「まちづくり」のあり方を問う。
財政問題と苦闘している大阪発ならではの本格的社会派ドラマ。
2006年の夕張市財政破綻発覚以降、地方自治体の財政再建が緊急の課題となっています。
2010年の参議院選挙における消費税額UPの議論も、その支出先が社会保障であり、これは実は、年金だけでなく、
国民健康保険(市町村健保)への補助として地方交付税をどれだけ投入できるか、という問題とも関連しているといえるかもしれません。
「財政再建」という課題を遂行するために、「命」は切り捨てなければならないものなのでしょうか。
「命」を守るために、何ができるのか。
日常生活を支えている制度の崩壊が進行しつつある今、本ドラマをノベライズし、より広い方々に手にとっていただき、
地方自治のあり方について考えていただきたいと思います。
▼巻末に、砂原庸介・大阪市立大学准教授の解説を収載し、専門家の視点での「地方自治のあり方」を議論していただいております。
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書籍の正誤に関するお問い合わせは、「お問い合わせフォーム」から書籍名・ページ数等を記載のうえお送りください- 第一章 「非情」
第二章 「敵」
第三章 「覚悟」
第四章 「責任」 - 最終章「希望」
解説(砂原庸介)
キャスト・スタッフ